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お姉様は電話を切ったけどまだ携帯をさわっていた。
メールかな?
煌「この近くに私の友達がエステを経営しててね、そこに行きなさい。今から。」
おぉ、強制命令だ!
亜「あーご紹介嬉しいんですけど私お金が…」
エステに行けるほどのお金なんて持ち合わせていない。
煌「何言ってんの?なんでわざわざ紹介して金払えって…営業してるみたいじゃない。」
亜「え?すみません」
なんか謝っちゃった。
煌「鈍臭いわねー。私からのお祝いよ。ちゃんとしてくれるし商品とかも営業されないから安心なさい。」
私お姉様にキュンときちゃいますよ!
なんていい人なの!
やっぱり本質はいい人なのよね!言葉はきつい時もあるけど、大好きです。
亜「煌さんありがとうござ」
お姉様は人差し指を立て、口元の真ん中にあてまた電話をかけだした。
今度は誰だろう。
煌「…出るの遅い。……あんた女の肌をなんだと思ってんの?!ちゃんと睡眠とらせて嫁を労れ!」
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