病院
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学校をさぼると言って聞かない並木さんをなんとか説得して、俺たちは学校が終わってから待ち合わせることにした。 「じゃあ、4時に校門に来てね!絶対だよ!」 そう言って手を振る並木さんは、なんだか嬉しそうだった。 「さて、どうするかな……」 4時まで何をして過ごすか、それが問題だ。雅がここにいないと分かった以上、ここにいる意味さえなくなってしまった。 幽霊になって初めて退屈だと感じた。
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