家族

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「姫花ぁ、早く起きなさい😃遅刻するわよ」 「ハ~イ‼今行く😓」 「相変わらず朝に弱いやつ😏」 「…最近は物騒だなぁ」 父の言葉に、母が耳をかす。 「何かあったの?」 「“臣”が動き出して、政治家達を殺ってるらしいぞ。ほら」 そう言って父が手に持っていた新聞を母に見せる。 「あら、ホント💦気を付けなくちゃ」 「だな😏」 二人の会話を聞きながら、花月と姫花は朝食をすませ、鞄を背負い玄関に向かった。 「じゃあ、母さん、行ってきます😃今日はレストランで食事して、母さんの誕生日を祝うからね🎵」 「私も🎵プレゼント楽しみにしててね、お母さん😃」 「まっ、二人とも優しいこと😃母さん嬉しいわ🎵」 そんな会話をしながら、二人は今夜の母の誕生日パーティーの予定を話学校へ向かった。 二人はまだ知らない。このあとの、悪夢の様な惨劇を――…
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