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肌寒い夏の夜
寝袋一つかついで
自転車こいで海に向かう
自分達の居場所へ
誰にも邪魔されない自由過ぎるこの空間
時間からはずれた俺らだけの永遠な空間
冷たい砂浜に大きく広く寝そべり空を見る
星見ながら黄昏れて意味のない事とか考えた
…いつからだろう?
砂浜に寝る事出来なくなったのは…
汚れる事がとても嫌で許せなくなったのは…
いつからだろう?
自分を時間に忙しくはめていったのは…
ゆとりが無くなって自分を辛く追い込んだのは…
もう夏はやって来ない
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