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そういって結局鼻に一発軽めのをもらった。軽いといっても、鼻血ものだが…
痛がる俺を一人残して彼はドアノブに手を掛け部屋から出る。その際に決めぜりふの様なものももらった
「だからてめぇはカス何だよ…!」
重厚な扉が壊れそうな勢いで閉じられる。その音が部屋に虚しく響いた。
最初から最後まで意味わかんなかったぜぇ…
傷の痛みなど忘れ、俺は赤くなったXANXUSの顔を思い出していた。何故彼はあんな顔をしていたのだろう……何故いきなりキス何かしたのだろう……さっきの出来事を振り返って考えてみたが答えはわからなかった。それがわかるようになるのはまだまだ先みたいだ。
やはり俺は馬鹿なのかもしれない。
END
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