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「来てくれてありがとう」
白いウェディングドレスきた彼女は綺麗だった。
「病める時も健やかなる時も…」
神父様の声があまり聞こえなかった。未だに現実が受け入れられなかった。彼女の隣は自分ではない。なぜ僕はここにいるんだろう。なぜ僕はここに来たのだろう。
式も終わり彼女が、僕の前にきた。
「一緒に写真とっていい?」
「うん…」
「笑顔で撮ろう」
「うん…」
パシャッ
僕はどんな顔していただろうか
「これ…結婚のお祝い」
MoonDeamで、主人公がルナに渡したペンダントを彼女に渡した。今度会ったら渡そうとした物だった。
「ありがとう…」
「じゃあ…」
これ以上この場所にいれなかった。ペンダントだって彼女が喜ぶかと思って頑張って作ってみたが、泣かせるだけになってしまった。
もう恋なんかいらない。
僕はアニメがあればそれでいい。
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