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「何やってんだよ?」
「ホントよね、って、え?」
背後から聞き覚えのある声。
「何やってんだよ亜紀?」
「マコ?」
振り向くとそこには見知った顔が立っていた。あ、なんかワナワナ震えてる……
「お、お知り合いですか?」
「え?あぁ……なんというか……近所に住んでる……幼なじみ?」
「オイッ!答えろよ亜紀!おまえなんで半ベソの女の子と恋人つなぎで手つなぎながらピターッと寄り添いながら歩いてんだよ!」
この男、〝天河 真(アマツガワ マコト)〟。まぁ、私の幼なじみに違いないんだが、なんというかつまり……
「このオレというものがありながら……オレとだって恋人つなぎしてくれたことないのに……酷いじゃないかマイハニイイイィィィッッッ!!」
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