第7話

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「オレは亜紀のこと銀河一可愛いと思ってる!」  あぁ、残念ながらやっぱり好きらしい。 「つまり亜紀より可愛い子など存在しない!結論!こんな可愛い子が女の子な訳がない!」  拳を握りしめて力説する私に惚れてる幼なじみ。 「ふ……いつかは現れるだろうと思っていたが……まさか男の娘だったとはな……だが相手にとって不足は無い!亜紀という太陽に照らされる月はオレ一人で十分!今はキングストーンはオマエのものだがいづれオレが必ず奪い返して見せるぞブラック・サン!」  ズビシィッ!と再び沙月さんを指差して高らかに宣言する脳改造されて壊れてしまった幼なじみを放置して私は沙月さんの手を引いて再び歩き出した。
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