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「ま、でもこの男の娘のことなんか見ないで私だけを見て!っていう亜紀の気持は痛いほどわかった。本気で痛いし」
「なにをどう間違えたらそういう解釈になるのよっ!?」
「え、違うのか?」
「違うわよッ!!」
「ま、まぁ二人とも落ち着いてください」
そ、そうね。マコに合わせてたら私が持たないわ。
「男の娘の言う通りだ亜紀、いくら俺に会えたのがうれしいからってはしゃぎすぎだ。CD買ってないのはしょうがない。んじゃ今から俺と買いにいこう」
がしっ!と私の腰に手を回すマコ。
「だ、か、らぁぁぁぁぁぁ」
マコの顔を右手で掴んで、そのまま持ち上げる。
「あだだだだぁぁぁ!?割れる割れる割れるッ!!!!!」
「なんであんたはいちいち外国風なのよっ!?」
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