…東の鉱山…ープルム、その真の力ー

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/121ページ
(バスターオーク、奴の頭にあるのは大ざっぱに分けて二つ!!一つは殺戮、一つは食う事!!そしてプルムの影響で“食う事”が“魔力を大量に有するモノを食う事”に変化しただけだ。いける!大差無い変化だ!そして…奴等の最大弱点は…) エルは自分の体の魔力とトンファーに込める魔力を小型爆弾と同じぐらいに最小限にし、後ろに下がった。 「眼だ!!」 ーー…ダァン… プルムに侵されたバスターオークの眼がバスターオークから抜け落ちるのをハッキリとエルは見た。 そしてエルはその場で倒れた。 バスターオークの弱点は視力の異常な悪さ。 さらに【プルム】を得ることによって飛躍的に伸びた魔力の容量を知られた事。 エルの考えはこうだった。 あの寄生体バスターオークは近接戦闘にのみしか対応できず弱点の視力の強化に【プルム】をあてておらず結局はただの力馬鹿、ならば小型爆弾により視界を奪う。そうすれば戦闘になれた奴等の癖で魔力の気配でこちらの場所を探ろうとする。 そこが狙い目だった。 だが…
/121ページ

最初のコメントを投稿しよう!