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レッドがプテをボールに戻したそのとき、ピカがレッドの肩から降り、イエローに駆け寄った。
「ははっ、ピカ、久しぶり!」
イエローと長い間共に旅をしたため、イエローに懐いているピカは、にっこりと微笑む。
イエローは、チュチュを呼んだ。
ピカもチュチュもとっても嬉しそうに、広い野原で遊びはじめた。
「もう修行は終わったんですか?」
イエローは、ピカとチュチュを見ていた目線をレッドに向けて聞いた。
レッドは苦笑しながら、
「ああ、やっと終わったよ。ゴールドのやつ、食うか寝る以外はずっとバトルの特訓なんだぜ?俺の方が疲れちゃうよ」
イエローは、年上の自分に「麦わらギャル」というあだ名をつけ、タメ語で話していた彼を思い出し、ふふっ、と笑った。
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