74人が本棚に入れています
本棚に追加
/90ページ
リスザル
ある日、車を運転していたら、なにやら前の車の助手席付近でうろちょろしている茶色い獣のような物体が。
よく見てみるとそれはリスザルであった。
体格のいい、立派なオスのリスザルだ。
リスザルは車内を縦横無尽に活発に動き回っていた。
跳ねたりぶら下がったり自由奔放にさせられていた。
時には開けられている窓から出て絶妙なバランスでドアミラーの上に立ったりボンネットに飛び乗ったり。
さすが猿、よく落ちないものだ。
だが、もし俺が車にリスザルを乗せるとするならば、絶対に車内では自由にさせない。
もし乗せないといけない場合は必ずケージに入れておく。
何故ならば、リスザルにはトイレの躾ができないからだ。
一生の殆どを樹上で過ごすリスザルは、普段、催した時には木の上から下に向けてすればいいだけなのだ。
つまり、排便、排尿によって、自分の周りが汚れるとかそんな心配をする必要のない環境で生活している。
なので、我慢するとかそういう概念は全くないのだ。
鳥なんかも同じ理由でトイレの躾は出来ない。
つまり、したい時にする…そういう事だ…
ちょうど信号待ちでその車の左横に停まった時、車内をうろうろしていたリスザルはドアミラーを右手で掴み、左足で飼い主の腕の辺りを掴み、調度俺の方を向いた状態でピタリと止まった。
立派な体格をしてるだけあり、立派なお○ん○んが付いている。
その瞬間❗
その立派なおち○ち○から見事な放物線を描いてほとばしる黄金水(笑)
思わず俺は爆笑してしまいました。
飼い主の表情を見たかったが、調度信号が青になってしまい、俺は左折したため見る事は出来なかった。
あんな立派な体格をしたコンディションのいいリスザルの飼い主がそんな事を知らないはずはない。
もしかしてリスザル臭フェチ⁉
最初のコメントを投稿しよう!