427人が本棚に入れています
本棚に追加
/87ページ
この戦国の乱世において
人は何を思うのだろうか。
平和かそれとも
己の野望か。
その世の中に
この乱世を終わらさんと
立ち上がる者がいた。
その男は
全身真っ赤の
鎧を着けた軍を率いる
一国の将だ。
彼もまた
真っ赤な鎧を着けて
本陣に椅子を置き
それに腰を下ろしている。
彼の名は
坂山龍来(サカヤマリュウライ)
といった。
いかにも強そうな
オーラを放ち
その顔はきれいな
顔立ちをしているが
目の下には
切り傷があり
さらにその
猛者振りを濃くしている。
最初のコメントを投稿しよう!