魔法書

2/21
前へ
/367ページ
次へ
『凄いわッ!! 本当に存在するのね〃』 『バカッ!! 今はそんなコト 言ってる 場合じゃないでしょ!?』 『あらそうかしら? 私にとっては 本の世界に入って しまったみたいで とてもワクワク しているわ〃』 『これはそんな お伽話じゃないの!!』 …こんにちは。 突然ですが 今日は早速 逃げています。 何から? 勿論 得体の知れない 化け物からです。 そして何故か 今回は “本の虫”こと 萩浦 菜月と 一緒に逃げています。 何故かって? そんなコト 私も知りません。 ただ一つ言えるコトは、 『私、アノ化け物 本で見たコトあるわ。 アレは…………』 コイツがものスゴク 緊張感のない奴。 だというコト。
/367ページ

最初のコメントを投稿しよう!

171人が本棚に入れています
本棚に追加