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ゴォォォ…
『うわっ!!
地震ッ!?』
突然地面が
揺れ始めた。
『…来たな。
当たりか
ハズレか……。』
アズが
隣で呟く。
その間にも
地面の揺れは
激しくなり、
バランスを
崩しそうになる。
『…うわぁっと………』
両手を広げて
何とか
バランスをとり、
地面と
しばらく
睨めっこした。
…「魔獣」とは
どんな生物
なのだろう?
グラッ
『危ないッ!!』
「魔法陣」
は見事に
崩れ、
地震で出来た
地面の歪みから
何かが
現れた。
私はその揺れに
耐え切れず
後ろへと
尻餅をつきそうに
なったが、
間一髪で
アズに支えられ
今は
現れた
「魔獣」と
見詰め合う状態に
なっている。
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