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『…出来た。
後はアンタが
“代償”と
血を垂らすだけ。』
本に書かれた
「魔法陣」の図を
見よう見真似で
完成させ、
最後の仕上げに
取り掛かる。
萩浦菜月は
“代償”に
何を選ぶのだろう?
『わかったわ。』
私はナイフを
渡すと
萩浦菜月は
既に決心を
つけていた
様子で
躊躇うコトなく
“代償”を
払った。
ボトッ
ポタッ…
「魔法陣」の
中央に
“代償”と血が
落ちる。
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