魔法書

14/21
前へ
/367ページ
次へ
『…そうだッ!!』 確か萩浦菜月は 敵は胴体の上下に 頭があると言った。 そしてその口からは 猛毒が出るとも 言っていた。 それが正しいの ならば……。 『…まずはアノ翼を なんとかしないと。 アズッ!!!!!!』 空に向かって叫ぶ。 『何でもいいから ソイツ下に落としてッ!!!!!』 果たして 今の声が アズに とどいたの かどうかは 定かではないが とりあえず しばらく待ってみよう。
/367ページ

最初のコメントを投稿しよう!

171人が本棚に入れています
本棚に追加