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『え?‥‥あっ‥はい‥』
どこか焦点の定まらない返事、目も泳ぎ呆然とする俺は、しばしの時間を経てようやく現実を知る。
――ナンバー‥‥3?俺‥‥が?
――‥やった……ついに……3本柱の一角に入った…
『やったんだ…マジで……』
自分でも聞き取りにくい程小さく呟く。
後半に、静さんが来店して入れてくれたハイラベルのドンペリ3本が決定的になったんだと思う。
――大声出してぇ、叫びてぇ…クゥゥ!!!マジかよ!!
こんな嬉しい事なんてない!!
上2人には勝てなくとも、大和さんを越えたんだ!!
――これで二流なんて言えねぇ、そうだろ?修也さん!?
俺を二流と言うなら抜かれた大和さんも詩音さんもそうなるんだからな!
――ククッ…ハハ……ハッハハハ!!!
声に出せねぇけど笑いが止まらねぇよ…ハハ!
――これが俺の力、才能、風だ
文句あるか?ないだろ?
――こんな気分がいいのも久しぶり、いや……人生初だ!
No.1も時間の問題、この店はいずれ俺中心になる。
――銀、仲直りしてぇか?今ならしてやってもいいぜ?
俺は今この店のAクラスだ、仲間に入れてやろうか?
――フフッ…ハハハ!!ん?
「それと、来週から新しくBurを出します!お客さんとの同伴前や何かの時に有効利用して下さい、店は僕がやります!」
――バー!?聖夜さんが?
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