序章

1/7
前へ
/64ページ
次へ

序章

――AD203×  日本は世界規模の領土獲得争いに参戦していた。  当時、戦乱に紛れて領域侵犯を行う海賊と空賊が多く、それらは日本国内の非権力者らが結託し、新国家建国目的の為現在の日本を鎮圧し、取り込もうとする反日政府グループであった。  そのクーデター(反乱分子)の為の対策本部として正規日本軍に加え、日本陸海空兼任総合防衛軍が設立、配備された。  しかし、ただでさえ領土獲得問題で忙しいと言うのに更に国内での反乱があっては人員も割けず、その防衛軍には多くの子供が所属し、日々訓練と実践演習を行っていた。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加