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「…まぁ、いいや。あんたもサボり?何年何組の何て名前?」
いきなり知らない人に話しかけられ、驚きまくっている友奈は、やっとの思いで言った。
「わ、わたしは、1年B組の直江友奈。今日、初めてサボっちゃったの…。貴方は…?」
おずおずと友奈が聞くと少年は、ニコッと明るく笑うと言った。
「俺は、1年A組の高崎尚人。サボりの常習犯だよ」
と。
「常習犯なの?ちゃんと授業受けなくていいの?」
友奈は恐る恐る聞いてみる。
「つまんねぇのに、無理矢理詰め込んだってしょうがねぇよ…。」
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