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中学時代も苛められ続けた。
殴られ、蹴飛ばされ、時にはカッターの様な刃物で腕や足を傷つけられたりした。
そんな過酷な状況で友奈は誰にも言わず黙って我慢した。
それは彼女に心の支えがあったからだった。
塾で知り合った、別の学校の、明るくてよく気の利く優しい男の子、宮島尚人君。
彼女の交際相手だった。
その日友奈は、尚人君とデートだった。
待ち合わせ場所に向かう途中、近道に公園を通った。
この行動で彼女の人生が狂う事も知らずに…。
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