128人が本棚に入れています
本棚に追加
「とんでもありません。元夜叉連合である俺や久雄そして夜叉一樹があなたに逆らうと思いますか?二度とあなたの間合いには入りたくありませんね。」
戸叶はそう言うと一歩詰め寄って来る男に対し、自分も一歩後退した。
「だったら神田の命令か?」
男のその言葉に戸叶はにやりと笑いながら答える。
「さぁ?俺達は一応時雨さんの下ですから、たとえあんたでもむやみに口を割るわけにはいきません。」
だが男は全てを見透かすように戸叶を見つめていた。
「一樹だな。俺を使って神田を消して、自分が八蛇にでも入るつもりなんだろ?そんなに甘くねえぞ」
戸叶は仲間から鉄パイプを奪うとそれを構えた。
最初のコメントを投稿しよう!