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一同の視線は遅れてやってきた3人に向けられる。
それはあの時組織の最先端医療により一命を取り留めた男【真紅の狂気】佐瀬稔と、その部下の町永照也と埜口治であった。
神田は早速、町永と埜口に悪態をついた。
「金魚のフン×2が俺と同じ幹部だという事実が未だに納得出来ないんだがな」
これには佐瀬が答える。
「神田。贔屓しないで公正に判断しても、単純に戦闘能力だけなら今のお前の方が弱い。だいたい、お前が俺と同格な事の方がよっぽどおかしいんだぞ」
町永が不敵に笑いながら後に続く。
「神田。試しにやってみるか?」
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