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生徒会室は、何故か誰も居なかった。
―お約束だな。おい。
「偽りの愛で触らせるものは一切ありませんから。諦めてください。」
「想像しただろ?昨日のシーンを思い出して色々と。へ~んたい。」
ピクッ
「だから…想像料戴くだけだよ。」
言うや早いは、会長は私の胴着を脱がすと、ブラも外しやがった。
「―!」
カシャッ
そんで写メ。
「―え?」
「淫らな格好の南巳ちゃんゲット~。」
言いながら、ブラも胴着も戻す。律儀な奴め。
そして、会長は私に帰っていいと呟いた。
「あ、忘れ物。」
扉に手をかけると、予想しない一言を投げられた。
「無いよ。何も…!」
瞬間、奴は舌を入れてキスして来た。
「―!何するっ!」
「あ、写メ忘れてた。」
「うるせっ!」
「俺が呼んだら、ここに来いよ。―バラまかれたくないだろ?」
「~!」
携帯を揺らす悪魔は、セクハラ三昧。
大好きな先輩を、マトモに見れなくなった私は妄想?三昧。
私の変態人生は静かに幕をあけたのだ。
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