2 セクハラですか?

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生徒会室は、何故か誰も居なかった。 ―お約束だな。おい。 「偽りの愛で触らせるものは一切ありませんから。諦めてください。」 「想像しただろ?昨日のシーンを思い出して色々と。へ~んたい。」 ピクッ 「だから…想像料戴くだけだよ。」 言うや早いは、会長は私の胴着を脱がすと、ブラも外しやがった。 「―!」 カシャッ そんで写メ。 「―え?」 「淫らな格好の南巳ちゃんゲット~。」 言いながら、ブラも胴着も戻す。律儀な奴め。 そして、会長は私に帰っていいと呟いた。 「あ、忘れ物。」 扉に手をかけると、予想しない一言を投げられた。 「無いよ。何も…!」 瞬間、奴は舌を入れてキスして来た。 「―!何するっ!」 「あ、写メ忘れてた。」 「うるせっ!」 「俺が呼んだら、ここに来いよ。―バラまかれたくないだろ?」 「~!」 携帯を揺らす悪魔は、セクハラ三昧。 大好きな先輩を、マトモに見れなくなった私は妄想?三昧。 私の変態人生は静かに幕をあけたのだ。
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