1 先輩の男!?

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「んっ。」 「これでおしまい。俺、雑務残ってるから行くわ。お前は、もう少ししてからおいで。」 「ん…。」 トロンとした目の先輩。超可愛いじゃないかぁ!―て、ヤバい。行かなきゃ。 だが。私が走り、角を曲がるのを会長はしっかりと観ていたのだ。 「―黄色の靴紐は1年? 見られたかな?」 そして、会長という名の悪魔は…私の後を付いて来ていた。 「失礼しましたぁ。」 資料を持ちながら、生物室前を通ると、さっきのシーンがよみがえった。
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