夢の時間

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「隊長に見つかった時は俺達が何とかしてやるよ!」 「嘘だよ‥ちゃんと隊長に報告してる‥」 甲賀の言葉を押しのけて滅多に話さない水城が口を開いた。 水城の言葉に甲賀が軽く舌打ちしていた。 「二人って仲が良いのか悪いのか…」 「それは皆無だな‥」「‥‥ぁはは///」 「‥‥‥」 四人は飽きれ顔になる。 「まぁ、そ~いう事で俺達も一緒に行くぜ!!」 甲賀はぐっと、親指を立ててクルラと時雨の肩に手を置いて隊用ゲートに向かって歩き出した。 「よっしゃ~!!」 甲賀に圧倒されながらも、水城は杏樹の手を優しく握り前へ歩き出した。 心なしかその表情は柔らかかった。
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