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第二話 悲しい事件
1
月日は流れ、美香が3才を迎えたある日の朝、この日、お友達の結婚式に呼ばれた美香の父と母は、美香を叔母である美登利の家に預け、二人は、二駅先の駅の近くにある教会に車で行くことになったのだ。
「美香、叔母さんの言うことをよく聞いて、大人しくお留守番しているのよ」
「は~い」
「じゃあ、行ってくるわね。美登利、美香のこと宜しくね」
「お姉ちゃんいってらっしゃい。気をつけて行ってくるんだよ」
「いってきます」
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