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なんだかんだでコンビニは目の前に現れた。
葵とウチは右を見て左を見て走る。
コンビニは道路の反対側にある。
信号なんて待ってられなかった。
葵『モモおそい!!!』
久々の夜の街に少し浮かれたウチは走りにくい服装をしていた。
まさか夜の道路を走り渡るなんて考えてもなかった。
だからウチはミニスカにニーハイとパンプス。
なるべく今風の若い格好にした。
なのにそれが足を引っ張るなんてまたまた予想外だ。
なんとか…走り切りコンビニへ入る葵を追いかけた。
ウチ『もうちょっと待ってよ』
ウチはおにぎりコーナーで悩む葵に声をかけた。
分かっていたケド葵は何も言わずこちらをむいて微笑む。
そんな葵の姿を見て…毎回ウチは
はぁーとため息をついてしまう。
改めてマイペースな人だと実感。
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