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部屋を調べるということは最低限してみようと思う。
さて、立ち上がろうー。
その時、再び僕に電流走る。
あまりの痛さに「っぐ」と声が漏れてしまった。
「痛いなぁー」やっぱり人間の身体の仕組み上、痛さは無視できないな。
とりあえず、立てたから結果おーらいさ。
足は産まれたての小鹿のようにガクガクしてらー。
んもう、鬱陶しいったらありゃしない。
右足を引きずりながら、一歩大きく前進するが何もない。
もう一歩踏みだそうとしたら足が壁にぶつかった。
「あれ?」おろろろー。
体勢を崩してしまう~。
前に倒れる感じで壁に体当たりする感じになる。
『ベキンッ』と木で出来た物特有の壊れた時の音がした。
顔面から床に倒れたので鼻が痛い痛い鼻血どばー。
顔あげると、再び暗闇の世界が広がっていた。
しかし、先程よりはまだ幾分かは明るかった。
板で光が漏れないようにしているのか、窓に板が貼り付けられている。
その隙間から微妙に光が漏れているため辛うじて確認できる程度か。
随分血が出たせいか段々眠たくなってきたようですぅ。
ここは、一時中断して寝ますかな。
ではでは、おやすみなさい。
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