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「で、なんでこんなとこにいんの?」
「…っ///あああんたが逃げ出さないか心配で監視してたのよ!!」
いい具合にテンパってるね~照れた顔と涙目がgoodです☆
「やはりご主人様が変ニャ……まさかこの娘が原因ニャ?」
アンナがなんか言ってる気がするが気のせいということに
「大丈夫さ、俺は逃げたりはしない。それに前言っただろう【真のハンター】というものを見せてやると」
「うっうん………でも、私……心配なのよ!アナタが強いということは分かるわ!!でも今度の相手は空の王者なのよ!!昔、村が襲われた時もかなりの被害が出たというわ!!鋭い毒爪と尻尾でかすっただけでも致命傷なのよ!!」
「ああ知っている。だから俺はここで奴を倒し村人を…アヤクスを助けたいんだ!!」
「…ナナシ…ありがとう嬉しいわ///」
「なんニャこれ!?周りがピンク色になってるニャ!?ハッまさかこれは巷で有名なラブコメ空間なのニャ!?ダメニャご主人様~雰囲気にのまれたら取り返しのつかないことになるニャ!!」
「だからアヤクスはここに居ると危ないから帰っててくれ」
「それだけは嫌!!私は見届けたいの!!ナナシの闘いを!」
「…なら約束しよう」
「約束?」
「俺は無事で帰ると…そして帰ったらアヤクス…君と結婚すると!」
ズキューーーーーーーーン!
「ナッナナシ!?今結婚って!?」
「何言ってるのニャご主人様!?ご主人様はアヤクスさんのこと好きでもなんでもないニャよね!?そして結婚するのはアンナニャー!!」
ガシッ
「ニャ?ご主人様ニャァァァァァァァ!?」
ポ~~イ
ニャァァァァァ
ニャァァァ
ニャァ
「ナナシ…本気なの?」
「俺はいつでも本気さ。帰ったら…結婚してくれ」
「…うん、わかったわ//結婚しましょうナナシ///だから無事に…帰って来てね!!」
そう言ってアヤクスは顔を隠しながら走って帰っていった
「ふ…涙ぐらい隠さなくてもいいのによ…」
そして気づく
「あれ?なんであんな事言ったんだ?てか…」
これ死亡フラグたったんじゃね?
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