素晴らしきかな最凶の師

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「マリアージュってのはあんたか?」 俺の言葉にマリアージュはピクッと反応してこちらを見る つり上がった目つきと金色の瞳が気が強いという印象を与えている 「誰じゃ?」 不機嫌な声で尋ねてくる 「俺には名はないが、さっきまでナナシと呼ばれていた」 「そう…で、何のようじゃ?」 「ああ、俺はネルってやつにハンターになるならあんたを師にしろって言われて来たんだ あと、そのネルが約束とかなんとか言ってたぞ」 「そうかネルか…約束を果たすのが遅すぎじゃて…だが、いいのを送ってくれたみたいじゃな」 「ん?」 なにブツブツ言ってんだ? 「よし!」 いきなりマリアージュは声を上げて立ち上がった 「ワシはマリアージュ・ガノンドル!!お前の師の名前だ!!」 高らかと師になることを宣言した
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