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「それに関しちゃあ心配はいらねぇ
俺は昔ドンドルマのとあるハンター専門の工房で親方まで上り詰めたことがある
腕と知識はそこらのもんより上だと自負していらぁ」
オッサンの言葉に嘘はなさそうだ
「なら安心だな、よろしく頼む
あと俺はナナシだ
アンタじゃない」
ニヤッと笑い手を差し出す
「お~よろしくされたぜナナシ」
それに応えオッサンは腕をとり握手する
その後はいろいろ武具について話し合ったが
「そういやなんでここにいるんだ?」
「ああ、村長の家に行く途中だ」
「村長の家?ここは村の東の隅だぞ
村長の家は逆の西側だ」
「……………」
「今度のハンターは方向音痴か…」
っとのことですぐに村長の家に向けて走った
後ろでオッサンがニヤニヤしてるのが腹立たしかった
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