素晴らしきかな蒼の火竜

3/3
前へ
/61ページ
次へ
「で、なんでこんなとこにいんの?」 「…っ///あああんたが逃げ出さないか心配で監視してたのよ!!」 いい具合にテンパってるね~照れた顔と涙目がgoodです☆ 「やはりご主人様が変ニャ……まさかこの娘が原因ニャ?」 アンナがなんか言ってる気がするが気のせいということに 「大丈夫さ、俺は逃げたりはしない。それに前言っただろう【真のハンター】というものを見せてやると」 「うっうん………でも、私……心配なのよ!アナタが強いということは分かるわ!!でも今度の相手は空の王者なのよ!!昔、村が襲われた時もかなりの被害が出たというわ!!鋭い毒爪と尻尾でかすっただけでも致命傷なのよ!!」 「ああ知っている。だから俺はここで奴を倒し村人を…アヤクスを助けたいんだ!!」 「…ナナシ…ありがとう嬉しいわ///」 「なんニャこれ!?周りがピンク色になってるニャ!?ハッまさかこれは巷で有名なラブコメ空間なのニャ!?ダメニャご主人様~雰囲気にのまれたら取り返しのつかないことになるニャ!!」 「だからアヤクスはここに居ると危ないから帰っててくれ」 「それだけは嫌!!私は見届けたいの!!ナナシの闘いを!」 「…なら約束しよう」 「約束?」 「俺は無事で帰ると…そして帰ったらアヤクス…君と結婚すると!」 ズキューーーーーーーーン! 「ナッナナシ!?今結婚って!?」 「何言ってるのニャご主人様!?ご主人様はアヤクスさんのこと好きでもなんでもないニャよね!?そして結婚するのはアンナニャー!!」 ガシッ 「ニャ?ご主人様ニャァァァァァァァ!?」 ポ~~イ ニャァァァァァ ニャァァァ ニャァ 「ナナシ…本気なの?」 「俺はいつでも本気さ。帰ったら…結婚してくれ」 「…うん、わかったわ//結婚しましょうナナシ///だから無事に…帰って来てね!!」 そう言ってアヤクスは顔を隠しながら走って帰っていった 「ふ…涙ぐらい隠さなくてもいいのによ…」 そして気づく 「あれ?なんであんな事言ったんだ?てか…」 これ死亡フラグたったんじゃね?
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2428人が本棚に入れています
本棚に追加