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レビューへの心意気。
「う……」
おぉ、生きていたとは驚き桃の木ぱぱいやだな。道化師?怒りに任せて落雷を起こしてしまってすまんな。
「……体が痺れて動けないっていうわけではないんだよね。人間とちがってさ」
どうしてだ?あぁ、ぬいぐるみだからか。綿と布だもんな。体の筋肉運動をさせる電気信号の存在すらないものなぁ?
「そういうこと…でもさ、この焼けただれた顔にちょっとはみ出た綿内臓(メンナイゾウ)の焦げは、小説の美的感覚的によろしくないよね?ココロ」
確かになぁ。じゃあ、治るまで時間稼ぎしてやるから彼方さんになんとかしてもらえ。
「え~、あの人にぃ?気がすすまないなぁ。う~ん、しょうがないかぁ、行ってくるよココロ」
すごすごと初っぱなから退場する道化師…まこと哀れな姿よのう………。
さて、わしが少しばかり友人として道化師のレビューについて語ってみるとしよう。しかし、一人だと単なるナレーションになってつまらんからな。おい、やなか!!警備兵やなか!
「何か用か~?俺いまから店長のおごりでラーメ…」
何か言ったか?
「いぇ、なんでもありません」
道化師の本の虫について一番知っているのはお前だろ。なんか話せ。
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