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『謎のシール』
一時期流行した玄関口や表札に張られた謎のシール。
様々な形や色があり、いつの間にか張られている。
これは訪問販売等の業者が客情報を共有するために作られたと云われ、シールの種類を見れば客が居る時間帯や客層が解るという。
この謎のマークがあまり知られていない頃、ある男が自宅のアパートの表札に覚えの無いシールが張られていることに気づく。
剥がして何となく隣の部屋の表札に張ってしまった。
それから数日後、帰宅するとパトカーが止まっている。どうやら昼間隣の家に泥棒が入ったらしいのだが、部屋には住人が居て取り押さえられたらしい。
泥棒は表札のシール情報を頼りに盗みに入ったようで、シールの情報では昼間は居るはずの無い住人がなぜか居て御用となったのだ。
訪問販売販売や勧誘だけではなく、表札のシールは犯罪にも使われているのかもしれない・・・・・・・
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