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「なんということを…そんなことをされるとわしが信長様からお叱りをうけるではないかぁ。」
秀吉は困った表情で地面に座った。
「兄上からお叱り受ければよい。そして首を斬らればよいのじゃ。」
「お市殿、その毒舌なんとかなりませぬか。」
「………」
お市の方は何も答えなかった。
「仕方がないとりあえず岐阜に向かうとするかぁ~。岐阜のお城は清洲とは比べものにならないだぎぁ。」
こうしてお市の方たちは信長の待つ岐阜城に向かった。
その後、まもなく小谷城は落城した。
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