第二章

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家の中はひんやりとしていた。 「誰もいないんですか?」 「多分、弟がいると思う。」 「弟いるんですか!?」 「ああ・・・まあ・・・」 優馬はそのことについて 触れられたくない、という 顔をしていた。 「俺の部屋でいいかな?」 「はいっ、どこでも大丈夫です。」 「じゃあ、階段あがってすぐのところだから先いってて」 「はい・・・」  
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