第三章
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美夏は机の方に歩いていった。 そして、鉛筆立てに刺さっている一本の色鉛筆を持って、 「これ・・・どうしたの?」 ときいた。 「あ・・・いや。前もらったやつ。」 「誰にもらったの?」 「・・・きむらみかっていう人」 「・・・それ美夏だよ。」
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