第一章❤ 出会い❤ 一節 朝

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ピピピピピピ~‥と目覚まし音が部屋中に鳴り響く (ん~‥朝‥かぁ‥?) 眠そうに目をこする寝起きの少年 安田彰太 15歳 今日から高校生 (彰太早くご飯食べちゃって~) 母親が部屋に入って来る‥彰太は寝みぃ②と言いシカトをして寝ようとする (彰太さっさと起きてや!) 母親がたたき起こすと彰太はしぶしぶリビングで軽く朝食をとる。リビングでは父親と中学生の弟が起きて朝食をとっていた。 (兄貴オハヨ~↑↑)弟は朝からテンションが高い。それにくらべ彰太はいつも朝はテンションが低くめである。弟は新中学生の12歳である。名前は安田隆則。 (隆則朝からうるせ~) 彰太は不機嫌そうに弟の隆則にチョップをくらわす。 (いてぇ~何すんだよ~くそ兄貴ぃ) 隆則が歯向かうと彰太はさらにチョップをくらわそうとする。が、瞬発力のある隆則は軽くチョップを交わした。 (二度同じ手が通用するわけないぢゃん!バカ兄貴~) 隆則が彰太にカウンターのチョップをかました。 (痛ッ~) 隆則のチョップが彰太にクリーンヒットしてしまった。隆則は彰太の顔色を伺う。 ヤバいと思ったのか隆則はそそくさと家を出て行こうとする。 (まてコラァ) 彰太が捕まえようとするが隆則は逃げ足が早かった。 (兄貴ばいチャ~) 隆則は家を出ていった。ようやく目が覚めた彰太は朝食を済ませ支度をして家を出た。
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