第1話

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学校の校門が見えてきたとこで自転車に乗った人が俺の横通り過ぎ電信柱へとぶつかった。 『いてて…。誰だよ!こんなとこに柱を建てた奴は!』 柱のせいかよ! 俺はあれはただの馬鹿だと思い無視してそこを通り過ぎようとしたが、 『そこの青年』 声かけてくるなよ。 俺はめんどくさそうに返事した。 『なんすか?』 『人が頭から血を流しているのに無視をするのかい?最近の青年らには優しさの気持ちもないのか…ちゃんとバファリン飲んでるか?』 めんどくさ… 俺は少し小走りし、その場を逃げるように学校へ向かった。 『おーい!無視するなぁ!普通の人間なら死んでるぞー!』 …無視しよ。
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