第三作…「空から…」

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君と出会えてよかった… 多分君がいなかったら こんなに人生楽しくなかったよ… 僕たちが出会ったあの日はちょうど雪が降ってた 暗いくらいのこの空を見上げる僕に君は声を掛けてくれた「どうしたんですか?」って… 今思えばよくそんな勇気が出せたねって思うよ。 僕は事故で君の前からいなくなっちったけどさ… ごめんね。もうちょっと生きたかった… 僕が死ぬときも雪が降ってたよ… 今、天国でこんな手紙を書いているのにも理由があるんだ… 一つだけ言い残したことがあってさ… 残りの人生を「楽しく」いきてね… 僕の分まで強く楽しくいきてね… 運命ってひどいね… また…白い天使たちが舞い降りてきた今日、こんな手紙が届かない事を知りながら。あぁ…まだ生きれたのになぁ…。
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