第三章 黒い人

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はぁ……はぁ…… 参ったか 僕も膝に手をついて 荒い 呼吸をした 顔から背中から 汗が吹き出てくる 僕はその場に仰向けで倒れた 温かい砂が僕の体をゆっくりと 包んでいく 僕は澄みきった青空を見上げた 真上にある太陽が暖かな光を僕に照らす 心地よい気分になって 僕はいつの間にか夢の世界に……
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