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乾いて畳んであった衣類に着替えて、帰り支度をした。
なんだろう、この後ろ髪を引かれるような想いは。
よくわかんないや。
親切にしてもらったから、嬉しかったのかもしんない。
男の人に、Hなしで優しくしてもらうなんて
今まで一度もなかったからな。
優さんに近場の駅まで、車で送ってもらう。
降り際に、「何かあったら、連絡して。」と名刺と裏に書いてある携帯番号をもらった。
私は「ありがとうございました。」と言い、別れた。
その日の私は、なんだか変だった。
どうたとえていいのかわかんないけど、変。
なにが変って聞かれると、なんかとっても新鮮な気持ちなの。
今まで、感じたことない感覚。
電車に揺られながら、私はずっと優さんからもらった名刺を見つめてた。
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