プロローグ

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… いつかの時代 どこかの場所 一つの王国があった。 経済的にも軍事的にもそして政治的にも、他の国に遅れはとらなかった。 そして、この国には1人の姫がいた。 彼女の名は「アオイ」。 男勝りでおてんばな姫であった。 父である王は国を受け継いだばかりだったが、国民からは莫大な支持を得ていた。 母である王女は王が王子であった時に他の貴族の家系から嫁いで来た、いわば「よそ者」であったが、今となってはそんな事を感じさせないほど立派な王女となっていた。 この2人により、この国は平穏を保っていた…
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