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“あ、アケミ!今日も青汁兄さんいたよ!“ “…やばー…めちゃめちゃカッコイイ…“ “アケミって、オジサン趣味だよね。こないだは、臨時教員の英語の先生好きだったしょ。“ “いいの、今は青汁兄さん一筋!“ ……ここだけの話が ここ以外の場所にまで、思いっきり聞こえてるし…。 「店長のファンなんですよ。あのコ。」 加瀬さんは、母親が娘を見つめるような優しい眼差しでそう語った。 「憧れの、大人の男性として見られているなんて、光栄じゃないですか。」 「僕は、そんな憧れられるような、立派な大人じゃないですよ。ただの興味本位でしょ。」 加瀬さんの思いやりの気持ちには、申し訳ないけど 僕は、やっぱり…若すぎる黄色い声は苦手だ。
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