手首の傷痕

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夕飯は、自分で作るつもりだったが、結局味噌ラーメンを啜り 僕は、店をあとにした。 再び、さっきの相沢のアパート方向に歩いていく。 建物が見えて、僕はひとりニヤける。 …明日は、土曜日だし ちょっとからかってやるか。 今日は、流石に邪魔しちゃ悪いと…僕は、今度は素通りしようとした。 …が…そのとき… 1階にある、相沢の部屋のドアが開き… 見覚えのあり過ぎる女が出てきた。 菜月……なんで……?
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