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今日は始業式のため昼まで
私は帰ろうと
玄関の靴箱まで行くと―
後方から
巧『渡瀬さんッ!!』
と大声で呼ばれふり返ると
そこには遅刻の仔が―
瞳「あ―遅刻の仔。どしたの?」
巧『遅刻したのはオレだけぢゃなくね?』
ニヤニヤする遅刻の仔。
何が?という顔をすると
巧『渡瀬さんもぢゃん』
と頬を紅くして目を反らす巧
瞳「あんなに一瞬だッたのに覚えててくれたの!?」
巧『当たり前ぢゃん。だッて..』
瞳「だッて??」
巧『もう一度会えたら…』
瞳「会えたら…?」
そこで
巧は黙って卞を
向いてしまッた…
長い沈黙
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