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村上「そうさ!(池田が立ち止まる)俺はおはぎ馬鹿さ!」
~音楽~
村上「俺は小学校の頃、両親の仕事の都合で、転校ばっか繰り返していた。
だからまともに友達なんて、できたことがなかった。
しかし、5度目の転校の時。初めて友達ができたんた。その友達は俺にこう言ってくれた。
『ほかの学校行っても、俺のことは忘れるなよ。俺たちはいつまでも友達だ。友情のしるしにこれあげる』
それが…おはぎだった。
嬉しかった。あの時のあいつの気持ち
うまかった。あの時のおはぎ。
俺は、あん時の、あん時のアイツのおはぎが、忘れらんねぇんだ。
おはぎが…大好きなんだ。
~音楽フェードアウト~
あぁ…。余計な話、聞かせちまったなぁ。
…まぁ。好きにしてくれ。
じゃあな。(左側へはけようとする)」
池田「おはぎおはぎって(池田が振り返る)、…馬鹿みたいですよ!(村上、立ち止まってゆっくり振りかえる)でも俺、店長みたいに熱い人に、初めて出会いました。俺も店長みたいな熱い男になりたいです!!!」
~音楽~
池田「店長!(村上にゆっくり近づきながら)モテモテな大学生ライフとおはぎライフ。どっちが甘いですかね?」
村上「おはぎライフさ(ちょっと池田に歩み寄る)」
池田「じゃぁ店長。(村上に歩み寄りながら)もし、俺がもち米だったら、店長は?」
村上「あんこさ!」
池田「店長!…おはぎんぐってこんな感じでしたっけ?」
村上「んあぁ!!こうだ!!笑おう!!ほーら、こんなのもあるぞぉ!!」
池田「わぁ低いなぁ。低い位置だぁ。わぁ。売って売って売りまくるぞぉ!」
村上「よーーし!」
池田「わ、高い!」
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