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入ったすぐにリビング。
リビングの左には50畳以上はあるダイニング。
ダイニングに4人が座れる椅子とテーブルがあり、カウンターキッチンのすぐ近くにあった。
その二人の人物はダイニングテーブルについていた。
少し白髪混じりの40代後半の男性がキッチン側の椅子に付いており、その隣に茶色い髪をした優しそうな20代後半入ったばかりの青年。
「…愛良。お前は私達に遅刻させるきか。」
淡々と低い声が入ってきた愛良に目をくれることもなく口を開いた。
「愛良。俺も遅刻はちょっと…。」
少し柔らかめの声が控えめに愛良に言った。
「すみません。お養父様。お従兄様(おにい)。」
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