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杏が気が付くと、家だった。
周りを見渡すとじぃさんの部屋だった。
じぃさんは杏に気づいた。
『おっ‼気がついたようじゃの~』
『じぃちゃん―。』
杏はじぃさんを見た。さっきのおとろし~
鬼瓦のような顔とは違い、優しい柔和な黄門様顔に、なっていた。
『おまえはほんに危なっかしいやつばい💦
おまえば見とると、わしの、幼かころば思いだすとばい💢わしも、生傷たえんかったけんの~』
じぃさんがしみじみ話するのであった。
杏はそんなじぃさんをはじめて見る。
〉じぃさんほんとに、私のこと心配してくれてたんだ。
杏は、ほんの少しクソジジィと思ったことを後悔していた。
が‼
じぃさんの様子が―。一変したのであった。
『杏‼にしゃー(おまえ)なんばしょってあげなこつに、なったんか―。』じぃさんは、いきなり仁王門に豹変シテイタ。
〉どひゃ~、
杏は、たまげた😱
〉やっぱり、
くそジジィばい‼
(><。)。。
〉じぃさんのこと、優しいと思ったあたしはばかたった。
そう、思う杏でった。
杏、一年生の春のことである―。
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